生き方について考えていきましょう。
どうやって生きていくかを考える前に、どのクワドラントにはどういうプラス面マイナス面があるのかを見ていこうと思います。
まずはemployee、Eのクワドラントから見ていきましょう。Eのクワドラントの最大のプラス面はなんといっても安定ということになります。大企業に勤めていればなおさらですが、会社に属してさえいれば毎月給料が手に入ります。今月は入らないとかむしろマイナスになるんじゃないか?といった不安とは無縁です。そして、その代わりに時間や意見を拘束されます。本当にしたいことに費やせなかったり、自分の意見を聞く耳もたれなかったり、周りとの人間関係に苦しむのもこのクワドラントに多い悩みです。他のクワドラントなら、最悪、相容れない人がいたら切ることも可能ですが、同僚や上司を切るといったことは一従業員には許されていません。
また、安定が最大のメリットといいましたが、本当に安定しているんでしょうか?会社が急に倒産することも考えられますし、不祥事によりボーナスの激減、リストラによって首を切られることもあります。そのあと、新しい職を探すにも今のご時世それが難しいというのは誰しも知っていることだと思います。今、Eのクワドラントにいる人々のほとんどは、他のクワドラントの存在を知らない人ばかりだと思います。サラリーマンとして働くのが当然だと思っているし、また、そう教えられてきたし。たまに、友人の中で「俺、起業したよ」といった人がでてくると、すごい驚くわけです。全く俺とは違う世界の人が現れたなと。しかし、その人も左側のクワドラントから抜け出てはいないのです。
次に、Self business、Sのクワドラントを見てみましょう。一見、Eのクワドラントから抜け出せて、全てが自分の思いのままに仕事ができるように思えます。また、それは事実でもあります。やる気が起きなければ寝ててもいいし、旅行に行ってもいい。ただ、その分収入は得られませんからよほど素晴らしい仕事を見つけない限りはそんなことは不可能です。特にEのクワドラントからSのクワドラントに移行してきた場合は、自分のやるべき仕事がEであれば、営業だけだったのが、Sでは、事務、会計、営業、仕入れ、マーケティング等全てをこなさなければなりません。常に時間に追われ、体力がギリギリの中で、お金を節約しながらなんとか会社を作っていかなければなりません。確かに、うまくいけば従業員時代では考えられなかったような収入を得ることができます。また、そのシステムを作り出したら、今度はそのシステムを他の人に任せることによって、SからBのクワドラントへの移行も可能です。逆に、失敗したら莫大な借金を抱えることにもなります。全て自分次第です。
自由ではあるけれども、とてもしんどい。ただ、そのselfbusinessが自分にとって本当にやりたいことであれば、その忙しさすらも幸せかもしれません。
次はbusiness owner、Bのクワドラントを見ていこうと思います。BやIみたいな右側のクワドラントは自分であれこれ働く必要がありません。必要なのは、システムを維持できる人を見極めることと、情勢をみて、どう会社や資金を動かすか判断することだけです。
お金自体は勝手に入ってくるので、自分のしたいことを他にみつけてすることができます。更に、入ってくる金額も従業員レベルとは比べ物になりません。従業員で、月100万円となったらとてつもない金額ですが、ビジネスオーナーからしてみれば、それがミニマムです。また、ビジネスを広げれば広げるほど、収入は加速して増えていきます。自分の代わりに経営判断できる人間も雇ってしまえば、全て自動化で収入を得ることができます。
このクワドラントで一番最初の問題点はシステムをどう作るかということになってくると思います。SからBへ移行するように、自営業として自分で右往左往しながらシステムを作っていって、完成したら他者に明け渡すというのが確実のような気もします。もしくは、既にあるシステムをいくつか組み合わせてそれをまとめるメタなシステムを開発するかですね。まあ、思っている以上に、人脈と資金とコミュニケーション能力が必要とされるクワドラントであることは間違いなさそうです。ただ、その最初の難関さえ突破できれば、あとは幅広い金銭的自由が待っています。EやSとして生活を送りながら、コツコツとBクワドラントで使える仕組みを調べたり、考えたりしていくのが正攻法なのかもしれません。
さて、最後にinvestor、Iのクワドラントです。Iは投資家ですので、Bと同じように自分自身が働く必要はありません。あるとすれば、マウスをクリックするくらい?ですかね(笑)もちろん、判断力が必要とされるという意味ではトップクラスです。つまり、リスクは非常に高いです。自分で扱っているビジネスでもないわけですから、投資先のことをどれだけ理解しているかがとても重要です。思っている方向と逆に動いたら、あっという間に資金が飛びますからね。人並みならない情報収集がカギと言えそうです。
経済の状況、株式市況、為替の流れを読むことさえできれば、最初に資金がなくても、人脈がなくても、システムを作らなくても増やしていくことができます。生半可な知識だと格好のカモにされますが判断力次第でいくらでも稼ぐことができるクワドラントです。先物取り引きを除けば、ロスカットといって、資金が0になるまえに自動的にカットされる仕組みもあるので資金が底をつくことはありません。ただ、この世界で生きていけるのは本当に限られた一握りだけです。株式投資などはプロでも勝率は5割以下というのがザラにあります。もちろんプロなので勝つときに大きく勝つことによって最終的な収支をプラスに持っていくんですが。
莫大に稼がなくても、日々の生活が成り立てばいい。ということであれば、資金をとにかく稼いで長期運用で回すということも可能です。それに対してもリスクはもちろん左側のクワドラントに比べて大きいですが、短期売買を繰り返すよりはリスクが少ないと言われています。
ここまで、見てきて自分に合ったクワドラントは見つかりそうでしょうか?どのクワドラントも完全な安定は難しく、完全な金銭的自由を手に入れるのもまた難しいということだけはご理解いただけたかと思います。僕なんかは、大金を得たいという気持ちはそんなにないので、金銭的自由を得られるレベルまでビジネスオーナーとして、システム作りに特化し、そのあとはSのクワドラントで自分のしたいことをやりたいなと考えています。ちなみに、投資家として株やFXに手を出した結果数百万の借金を背負いました。(笑)上記で述べたように中途半端な知識だった為に格好のカモにされた形です。(笑)
色々話してきましたが現実として、従業員として働きつつ休みは思いっきり羽を伸ばすとか、自営業でも自分の時間を無くさず自分のペースで仕事を行なうなど、どのクワドラントでも好きなように生きることができます。結局どのクワドラントでどういう生活をしている自分が一番ワクワクできるだろうかということを、頭を楽にして考えてみるのが正解と言えると思います。
お金の為に無理しておもしろくもないことをやっていたら、それこそお金に縛られていて金銭的自由とはほど遠くなっています。
なにを自分は一番楽しめるだろうか問い直してみて下さい。
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